昼食を食べるのが下手という話

人よりも昼食を食べるのが下手だなあとよく思う。下手というのは食べこぼすとかではなくて、昼に食欲が出ないという感じ。

一般的な人の一日の食欲の配分を1:4:5とかだとすると、自分は2:2:6みたいな感じで、とにかく昼の食欲がない。その状態で食事をすると、なんか気持ち悪くなってしまうのですごく食事の速度が落ちる(吐き気とかとは違う、強いて言えば目眩とか近い感じ)。体感的にはなんか血糖価とか血圧とか、なんかその辺が原因な気がするけど、詳細は不明。

だもんで、誰かと予定があるとき以外は昼食を摂るタイミングがすごく遅くなる。夕食は食べずに一日を終えるのはまずいだろうという気持ちがあるので就寝というリミットまでに最低限食べるんだけど、昼食はある程度後ろにずらせてしまうので全然食べる気になれない。空腹感はあるし(食欲と空腹感は別概念)気力もなくなっていくので更に外出も億劫になっていき、負のループに陥りがち。

そのことについてたまに思うのは、食べたくないときに食べないのは、食べたいときに食べてしまうのと同じくらい動物的ではないか、ということだ。一般的には欲望を我慢できない(食べたいときに食べる、寝たいときに寝る、etc)ことが動物的とされるが、正確には「欲望のままに行動する」のではなく「規範、理性によって行動できない」のが動物的だと考える。つまりその反対に食べる「べき」ときに食べる、寝る「べき」ときに寝ることが人間的ということ。

つまり何が言いたいかというと、ついつい食べてしまって太っちゃうんだよね~みたいな人を自分は全く批判することができないなと思う。たまたま体型などに影響が出ていないだけで、生き方の動物度合いはほとんど同じところにあるはずなので。一方で朝型夜型とかはそもそも遺伝的要因が強いみたいな話を聞いたことがあるので、どっちかというと多数派が作りだしたシステムの割を食ってるという話なのかもしれない。