ネームとはなんぞや

ネームを練ろうと思ったけどまずネーム練ったことがないので考えてみる 思考メモ

同じプロットでもネームの良さによって面白さが変わるらしい(伝聞っぽく書いたけど、まあ、変わるだろ) つまりプロットの良さを100%伝えるネームが良いネームと定義できそう プロット以上のものを描くことはできない。プロットの時点で表面に出てなかったものが絵にすることによってあらわれることはあるかもしれないけど、それは言語化されてなかっただけで潜在的にはあったということなのでプロットが不十分だったということにする

まず、ページ割。これがもう感覚でやっててよろしくない。いっそ週刊誌とか、あるいはアニメみたいにページ、尺が決まってれば良いんだけど。自分で先に尺を決めてしまうというのは良さそう。まだ内容に対する尺感が全然身についてないわけだし、それなら尺を先に決定してしまおう。 今回の話は仮に32pとする。当初40pのつもりだったけど、32でもだいぶあるし、まあ詰め込みすぎくらいがちょうどいい。労力に限界あるし。

全体の尺が決まったら、次におおまかなパートごとの尺を決める。これも全く知見がなく今までは前から順に適当にやってただけだった。集合知的な感じでなんとなーくこういうときはこうの気がする、の結果みたいな。そこをなんとかできないか。

うーん、例えば各ページごとに目標を作るとかなのだろうか。印象目標、このページでこういう情報を入れる、こういう印象を残す、など。複数ページにまたがるのにどれくらい対応できるかは謎だけど。大まかなパートごとに最初に割り振る?起承転結があるとして(実際にはそんなお決まりのフレームワークにはならずに内容において適当な数に分割することになるんだろうけど)等しいページ数になるわけでもないだろうし。それよりは感覚で振ってしまって、多いなら減らせそうなとこを減らす。少ないなら必要そうな部分に厚みを増やすという調整をすればよさそう。仮に丁度になったとして通しで読んで配分の再調整が必要なら、また調整するんだろうけど、そこまでできるのかな……

各ページの意図、詰める必要のある情報をまとめてまずそれだけで一つ構成してみる その次に台詞をハメていく 最後にページの中のコマの演出意図と台詞の状況を合わせて絵を作っていく

これでいくか。すくなくとも手順は定義できたので良しとしよう 適宜改善

反省

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悪かったこと

  • 作画に時間取るとはなんだったのか 言い訳:6月ありえん忙しかった……
  • 作画どころかプロットにも時間取ってないので台詞が死にすぎて描いてる間も精神を病んでいた 納得できるものを作らないと健康にも悪いということがわかったので、次から脚本後回しみたいなことはしないことにする

良かったこと

  • とりあえず何か出せた これだけで偉い すばらしい 神
  • コピ本によるリスクヘッジ 大変良い決断だった
  • まあまあ見込み通りの売上 配置がお通夜にしては良かったと思う

次回

まあコミケなんだけど 人と話しながら思ったけどコピ本で30部売れるまではコピ本のままで行くというのは良さそうなのでそうする。まあ量かさむとアレだけどそこは要相談で

サークル申し込み、キャラオンリーの集客はあそこまで信頼できないものなのか微妙だけど、どうせみんなそこまで申し込み時点で確定してないし一緒やろと思ったので次からイベント自体に直接参加する ただしタイトルレベルでは分けていいと思ったけどミリオンがやっぱり雰囲気お通夜でちょっと厳しそうだったな MBFのときはまさに自分がそうだったわけだけど やはりメインオンリー以外のオンリーという言葉は信じないということにしたほうがよさそうだ

現時点で夏コミの原稿1mmも手につけてない時点でもはやオフセなんて諦めで、前から構想あるシリアスの前半プレビューみたいなことをやるか、小説だけ書いてあるアレを漫画にするかみたいな感じっぽい

前者のプロット練りながら後者も微妙にネーム切るみたいなことをとりあえず7/10くらいまでやってみるか……?

ちょっと色々アレだったのでこれからしばらくはアウトプットは控えめで、インプットや他タスクにもそれなりに時間取っていくことにする 5thで色々感じたこともあるけどとりあえずメモにして寝かせておく

一日漫画絵か漫画表現のどっちかのやつをやる感じで 

しかしコミケのやつから半年たって、まあ少しは成長した気がするもののアレと今のやつどっちがいい本かと言われれば結構前者っぽい気もするしうーんってなるな すくなくともまだ内容の差を無視できるだけの技量差はついてないっぽい まあせめてコピ本ゾーンからの脱出だけでも今年中に出来ればなー

5月の反省と6月のムーブ

五月にやったこと

  • MBF
  • 総選挙漫画
  • 試験
  • バイト

6月にやること

日課

  • 原稿
    • ネームは今週中
    • 来週から1日1ページペース
  • TOEIC
    • 日課軽く復活(iknow,参考書 ただし参考書はあくまで1pずつ)
    • 直前一週間くらいは詰め込んでみる?
  • インターン
    • とっととエントリーしてしまう
    • とりあえずポートフォリオ的なやつ作らないと
    • 行こうと思ってるところの締め切り確認くらいはしておく
  • けんきう
    • 今月中にテーマ決めれたらいいな
    • 可能なら実装系のものをM1のうちに一個出すみたいなことができればいいけど 優先度は低い

逃げ恥1話

脚本が売られてたのでひゃーありがてーと思って買った。 好きな作品の脚本が丸々手に入ったのは初めてなのでしゃぶり尽くしたい。というわけで1話ずつ読み込んでいくことにする。これはそのメモ。

1話は見れてないので、脚本からの想像になる。まあ大体わかるんだけど。

まず情熱大陸のパロディでみくりの現状を軽く説明するパート。このドラマではテレビ的パロディが多く用いられてるけど、あんまり嫌味というかしつこさを感じない。というのも、それらのシーンがすべて説明を兼ねたシーンになっているからだと思う。連想するのは京アニ作品によくある、説明をかねた心理的アニメーションのシークエンス(氷菓によく用いられてた)。言葉で、「私は今まで~~~な感じでこういうことを考えてて~」とやるのは、まあさらっとやってもいいんだけどどうしても退屈なシーンになりがちなので、ここでパロディをいきなり突っ込んで目を引きつつキャラのバックグラウンドを視聴者になじませるというのは上手い。漫画で同じようなことができるかは難しいけど、説明パートにも面白さを入れるという姿勢は忘れないようにしたい そもそも面白く描こうとしたシーンがちゃんと面白いってすごいんだけどな。

あと、現状のシーンとそれに対する本人の間接的な台詞(この場合は「情熱大陸」へのインタビュー)を連続で切り替えるのは、アニマス天海春香の24話あたりのやつに似てる。この辺もテレビ的演出ではあるんだろうけど、参考にしたい。

雇用契約のシーン。一見突き放したような津崎の台詞からのみくりの予想外のポジティブなリアクションで、みてる側が「あ、こいつ(みくり)もどうやら普通じゃないぞ」となると同時に、この二人の「波長が合っている」という印象を与える。

百合と部下の食事の際に、風見たちが結婚について口論してるシーン。このドラマ自体のテーマである「結婚」を意識させると同時に、登場人物それぞれのスタンスを短い時間で説明している。風見をモブにすることも可能だけど、ここでスマートにできてるの良いな。

再びのみくり情熱大陸シーン。やはり説明を形を変えて表現することで、印象が少し良くなる。

十姉妹のシーン。津崎にもやわらかさみたいなものがあると示すのと、みくりがそれに気づき、好感の芽のようなものが芽生える説明。言葉がないのが良い(この時点でそこまでやるとしつこい)

網戸についての言及。基本的に見てる側は主人公=みくりに感情移入してるので、報われてよかったねってなる。褒め方も、ただ「網戸も掃除してくれたんですね、ありがとうございます」ではなくて「土曜の朝、カーテンを開けたらいつもより部屋が明るくて、なんでかなって思って、ああ、網戸だって、網戸が綺麗なんだって、気が付いて」 「すごく、気分が良くて。ありがとうございました。森山さんに家事をお願いして、良かったなって、思いました」 津崎の若干コミュ障っぽいところと、しかし丁寧に思うままを述べる様が出てるいいセリフの流れだと思う。開幕から積み上げてきたみくりの自己否定感を払拭する台詞が入っているのも良い。

最後の事実婚提案シーン。主婦の年収の提案のところでみくりが金額をいうところでも、「波長が合っている」ということを感じさせる。

カット番号あったのでこれからはそれつけていく。

73 事実婚の同意から二人が初めて共同作業(みくりの荷物を回収する)をするという流れの最後でつがいの十姉妹を映しているのがメタファーが効いている

76 一回のフェイントが微笑ましい。ヘタレっぷりが出てると同時に、両親のミクリの扱いについての態度も表現できている。

77 最後 「妻として正式採用された」ということばのちぐはぐさがこのドラマ全体のおかしさを演出している。 津崎が最初の方で「結婚は自分から最も遠い行為だ」と言っていたのもここの周囲の驚きの伏線になっている

かなり綺麗な1話だと思う。一つの導入の形として学ぶところが多い。特に自分はモノローグに頼り過ぎなところがあるので、参考にしたい。

ついき:原作を買ってみた結果結構ニュアンスに変更が加えられていることがわかった。ドラマの方が割とドラマ要素が強い。津崎が基本目が見えない眼鏡キャラでキャラとしてあまり移入対象にならない(少なくとも現時点では)。ドラマでは星野源が演じるということになってあのようなコミカルなキャラクターに再設定されたんだと思うけど(そもそも漫画的表現をドラマに持ち込めないのでどのようにしても漫画よりは人間要素が強くなりはするだろうけど)、割と漫画だとみくり主体で話が進んでるように感じられた。あと、大きな違いを感じたのが、いわゆるみくりの「小賢しさ」とそれと津崎のウマが妙に合うことでが生まれた「この二人の波長があっている感」が原作ではほとんど前面に出されてなく、本当にただの提案を受けた、みたいな感じになっている。もちろん十姉妹のくだりもないし、網戸のくだりもかなりシンプル。もともと成人女性向け漫画は割と演出薄めに淡々と進む印象があるけど、かなりドラマで肉付けされてたんだなあと思った。脚本の人も、原作は思考実験的な要素が強いと言っているように、あくまで原作は「原作」としての存在で、それを「ドラマ」にしたものがあの脚本なのかもしれない。かなり勉強になった。

反省

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バズった。100users入りですよ、100users入り!

先に反省を簡易に。今回はポエムも。

良かったこと

鮮度が大事なネタとはいえ、ちゃんとプロットで台詞と向き合ったのは良かった。ノリでかきはじめたものは一回全消ししたし。アレで描いてたらもっといろいろブレてたと思う(未央がこのカフェというか、に来るまでにさらにちょっとしただらだらが合った。そこを不要だと切れたのは英断だった(もちろん、結局描かれなかったその辺の描写を含めたverと比較することはできないのだけど。

睡眠以外ほとんどぶっ通しで描いたおかげで、かなりタイムリーな時期に挙げられた。こういうことはあんまりやらないと過去に反省はしてるんだけど(サンシャイン辺の時期)、それでもギリギリ人が目を通すのに足るくらいの質には仕上げられるようになってきたということかな(本当にギリギリだけど!自分ではまだかなり見直すのに抵抗ある)

決めたいところにはちゃんと時間をかけられた。少し表情の練りが足らないと見返すと思うが、それまでの書きなぐり系絵柄もあって一首の演出としてインパクトは与えられてたと思う(感想を見る限り)

反省点

絵 まあだいぶうまくなったと思うし、背景も一応ちゃんとモデルを探してきたけど、まだ勢いで読んでもらってる部分は多分に大きい。描く前に(ほぼ)ノートーン省エネな絵柄の人たちを見て軽く方針を決めたのは良かったと思う。引き続き参考にしていきたい。

構図 バリエーションが…… 1p内に同じアングルがあると厳しい気持ちになるな 手元を映すということを覚えたのは良いかもしれない

結局絵じゃねーかというね。それは自分の今のボトルネックがそっちなのは明らかなので、それをどう改善するかという話なんだけど、今回はいち早く出力するということを目標にしたので議論は置いておきたい。 表情集とか、あるいはアニメのいい表情キャプ画とかの資料を集めて感情で分けるみたいなことをしておいてもいいかもしれない。

眠くなってきたのでポエムはまた……

反省

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良かったところ

  • 絵はまだまし 少しずつ妥協ライン上がってる気がする このレベルなら死にたくはならない けどまだなあ……

反省点

  • 薄い(中身、セリフ、トーン)
    • せやな、以外の感想がない ポエムならせめてもうちょっとセリフと尺を確保したいし、そうでないならネタを含めたい
    • というかいろいろ手癖で描いてる感が出てきてよろしくない セリフが本当にひどい気がする……

歌姫用のコピ本は、無理やり完成させるくらいならできた分だけ持っていくという方式でよいので、実力以上の漫画を描くということを目標にする

毎日in/outできればよいんだけど、無理そうなら一日刻みでやっていく

次はバトルかギャグを描く 

絵についても、もう少しできることはないか、模写が必要ですね セリフの勉強と、模写(というか、書き込み、処理のインプット)をする感じで

週1でインターネット漫画出力したいけど、(尺は3pとかでも全然良い) 他タスクの量との相談で

今週中にバイトを終わらせるぞ

mbf10の反省と次の指針

とりあえず入稿までで。頒布数がどれくらいになるかわからないけど、規模自体がかなり小さいのでそんなに期待できなさそう。

反省

  • 雑。次はそこを直す(後述)

  • 話について。最後の話が若干わかりにくいという指摘があった。

まあ割と解説してない感じの話ではあるのだけど、ちょっとやりすぎたかなと思った。とはいえしつこく説明するのも趣味じゃないし……これは改めるかはおいておいてまあそういう指摘があったということは頭にとめておく。

よかったところ

  • 結構切迫したスケジュールながら一応完成はした……こと

ただしほかの予定が犠牲になってはいる。もう少し余裕を見たい。

  • 演出を少しだけ意識できていた。

今回は、こういう感じで見せたい、という気持ちが前の本に比べて少しは出てきたと思う(見開きとか)。まだまだすべてのコマに、というわけにはいかないけど、少しずつ意識していけたらいいと思う。

  • リハビリ成功した

一か月寝込んで完全にさび付いた回路をなんとか元に戻せた。えらい。

次回

六月末の歌姫に申し込んである。今回は短めの話(max 10数ページ)で絵について妥協しないことを目指してみる。そのために一部アナログ原稿の使用も試みる。今回は「自分で堂々と見直せて。シェアもできる見栄え」を目標にする

まあ試験とか研究とかバイト(糞糞糞糞糞)もほどほどに……

一年分の活動資金とっとと稼いでしまいたい(そもそも奨学金があるので必要ないのだけど……)せめて設備やらなにやらに投資したいけど、もうほとんど揃っちゃってるのだよなあ……

追記

ラフな絵柄の人と自分の絵の汚さの差を見てみる