真・新刊の反省

はじめに

BOOTHで電子版の販売を行っています。また、原稿のモアレがちょっとひどかったので、イベントで購入された方にはあとがきの一部をパスワードに電子版の無料提供を行っています。希望の方は下のツイートの各種リンクを参照ください。また、直接の知り合いの人は声かけてくれたらデータあげますので、お気軽に。

反省

頒布数

30 + 予備2部が最初にあって、見本1部提出して12部残ったので、実売19部ということになる。この中で、実質身内に配った分や全回収の人に頒布したのが合計7冊と見ているので実質的に売れたのは12部と考えることができる。思ったより売れたという気持ちもあるし、でもイベントの動員的にはもっと売れると思ってた気持ちもある。

感触

まず、島。サークルカットがかな子になっていたのでてっきりかな子ゾーンに置かれると思っていたが、そうでもなかったような気もする。しかし、杏、もしくはアナスタシアゾーンに置かれていればもう少し手に取られた数は多かったかもしれない(ただでさえ目を引く工夫が殆どなかったのだから。後述。)。この問題は常にネタをストックしておいて、申込み時点でちゃんと本の内容を確定させておくというので解決しうる。もちろん、特に夏=>冬の申込期間はほぼないようなものであり、この期間内でネームまで完成させることは不可能に近い。よって、常にイベント一つ分先回りして本を作っていくくらいの姿勢が必要だろう(あくまで理想論である)。

次に本自体を見ての感想。まず、モアレがひどかった。おそらくトーンを貼った後に原稿サイズを変更したのが原因と思われる。次からは気をつけたいが、印刷所の人も教えてほしかった。もしそれ以外の原因であんまりきれいに出ない印刷所なら、乗り換えも検討かも知れない。値段は安くていいところなんだけど。

紙種。柔らかい印象になるかと思ってクリーム色の紙にしたが、多分普通の白にしたほうが良かった。もっともこれはそちらを試してないので想像なんだけど。

表紙など。「愛のままにわがままにダイヤモンドは傷つかない」を見ててA5は小さくないと思ってたんだけど、実際に手に取ったり会場に置いてみるとかなり小さく見えた。

表紙の背景が白かったことは反省した。頒布中も感じていたことけど、訴求力が殆ど無い本だった。白背景はイラストに自身があるなら良いが、そうでない場合にはかなり寂しいことになる。ページ数が少なかったこともあってコピー本とあまりオーラが変わらなかった。次からはB5をメインに考えたほうが良い(もともとそうであるが)。

表紙そのものについても、たしかに内容をよく表したような落ち着きはある絵だったかもしれないが、人の目を引く力は無かった。ただでさえ人気キャラのマイナーカプという、ある意味逆境のような存在だった、その特異さをアピールすべきであった。逆に言うと、手に取った人は殆ど買っていった(というか全員?)記憶がある。

内容については、中の章立てを明確にしたほうが良かったなと思った。なんとなくだけど。あと24pってさすがほぼ下限なだけあって、読んでみるとやっぱりあっという間である。32pくらいは描きたいという気持ちになった。

褒めることとして今のところ一つだけ身内では人の普通の感想が発見された。こんな質の本には破格のフィードバックである。ありがたい。

次回までの課題

反省点もあるし、まだ変えてみたいパラメータもある。

  • コミケではなくアイマスオンリーならどうだろうか?
  • マイナーキャラ(あえてこういう表現をします。それもまた色々なレベルがあるけど)ならどうだろうか?
  • 逆にメジャーカップリングならどうだろうか?

このあたりを色々いじりつつ、本自体の質ももちろん上げていきたい。夏コミに出たい気もするけど、関西でオンリーが参加されるなら魅力的だな。次回イベント参加予定は未定ですが、最低でも年一くらいで本を作りたいなあ。pixivにも適当にあげつつ。後二年でどこまでいけるか。。。

コミケ新刊の反省

とりあえず一段落したので反省しておく。売上とか反応とかのFBは不明なのでそういうところはとりあえず置いておく。

まず、本のサイズは最初に決めておくべきであった。リサイズに手間を食った。

あとやはりページの左右は気にしたほうが良い。もうちょっとノドに余裕を取るべきだった。

製作期間について。今回大幅な協力があったこともあって結局時間が余ることになったわけだけど、この余るというのが曲者だった。研究などのほかにやることもあったということもあるけど、時間に余裕があるし何かやるべきな気がするけどしかしでももう手を尽くす元気がないという状況になっていて、かなり時間を無駄にした。

表紙とかについてできることはもっとあると思うのだけど、自分にはその手段がなかった。まあ原稿についてもそうであるが。あれ以上時間をかけていたとしてもあがるクオリティは微々たるものだっただろうし、判断自体は正しかったといえる。結局絵についてできることを増やすということに終始するのかな……身も蓋もないけど。もっとマンガ原稿形態での模写(練習)を重ねるべきなんだろう。わかりきったことであった。

内容、演出について指摘されたことだけど、各コマ、セリフでの演出意図というものをもっと明確に持っておくべきだった。自分の中に暗黙的にあったとしても、それが伝わらないのではないのと同じだ(正確に伝わなければ価値がないのかという話はまた別であるが)。適切な絵をかけるかはともかく、この時点でどういう心情なのか、どういう印象を読者に伝えたいのかということは意識しておかなければならない。

それくらいかな。それでも、概ね順調に作業できたほうだと思う(時間を湯水のように使ったということもあるが)。ちゃんと本が出そうなのはとても喜ばしい。一冊でも売れて、あわよくば反応があれば嬉しいな、と思う。

12/5

歯医者に行ってデッサン教室に行った。久しぶりに鉛筆を使うのは面白かったけどモチーフが地獄なので辛かった。一ヶ月かかってしまった。あんまり月謝と関連させて考えたくはないな……原稿作業は一応少しの修正をしたが……うーん。表紙案を思いつけたのは良かった。眠くなるまでなるべく手をかけてみる。

12/4

セリフを入れたくらい。ほとんど作業が進まなかった。しかし原稿を手伝ってもらえることが決まったので、きっと良いものに仕上がると思いたい。

Vivid Strikeが結構面白い。ちょっとはんこ絵なにだけが気になる。あと、opの「ストライク」って言ってるところがちょっと取ってつけた感じがある。

12/3

漫画描いてた

MBAAがバグでラグいのでUNIを買ったらグラフィック性能が足らなかった。とはいえマザボが小さくてうかつに増設もできなくてぐぬぬ。延長コードがあるようなのでそれを使ってケースの外に置く形でなんとかならないかな。冬休みにでも試してみたい。

12/2

歯医者に行った、しばらく(かなり。)週二くらいで通わないといけないのでいちいち気が重い。が、医療費を自分の財布から出さなくてもいい状況でなるべく疾患を治しておくことは大いに将来への投資として有効なので通う。将来の僕は今の僕に多大な感謝位をしてほしい。まあ院で奨学金借りるからその分でチャラかな。返済免除になればまた話は変わってくるが。

明日中にキャラの仮ペン入れは終わって、日曜に背景ペン入れまで終われば良いな。ペーストしては悪くない。そこからあとはしばらく修正作業を続けて、区切り着いたらトーン、仕上げということにしたい。ギリギリまで時間をかけるのもよいのだが、他の研究やらなにやらがある以上、早めに切り上げてしまいたい心もある。とりあえず、今週末が終わった時点で色々考える。

12/1

俺ベントカレンダー ただ毎日日記を更新するだけ

今日は責任範囲という概念の無意味さをしれたので良かった。あと古典部の新刊が面白かったのと、好きだった同人作家さんが新人賞を受賞されたとのことでなんだか励まされた。

原稿をします。