コミケ新刊の反省

とりあえず一段落したので反省しておく。売上とか反応とかのFBは不明なのでそういうところはとりあえず置いておく。

まず、本のサイズは最初に決めておくべきであった。リサイズに手間を食った。

あとやはりページの左右は気にしたほうが良い。もうちょっとノドに余裕を取るべきだった。

製作期間について。今回大幅な協力があったこともあって結局時間が余ることになったわけだけど、この余るというのが曲者だった。研究などのほかにやることもあったということもあるけど、時間に余裕があるし何かやるべきな気がするけどしかしでももう手を尽くす元気がないという状況になっていて、かなり時間を無駄にした。

表紙とかについてできることはもっとあると思うのだけど、自分にはその手段がなかった。まあ原稿についてもそうであるが。あれ以上時間をかけていたとしてもあがるクオリティは微々たるものだっただろうし、判断自体は正しかったといえる。結局絵についてできることを増やすということに終始するのかな……身も蓋もないけど。もっとマンガ原稿形態での模写(練習)を重ねるべきなんだろう。わかりきったことであった。

内容、演出について指摘されたことだけど、各コマ、セリフでの演出意図というものをもっと明確に持っておくべきだった。自分の中に暗黙的にあったとしても、それが伝わらないのではないのと同じだ(正確に伝わなければ価値がないのかという話はまた別であるが)。適切な絵をかけるかはともかく、この時点でどういう心情なのか、どういう印象を読者に伝えたいのかということは意識しておかなければならない。

それくらいかな。それでも、概ね順調に作業できたほうだと思う(時間を湯水のように使ったということもあるが)。ちゃんと本が出そうなのはとても喜ばしい。一冊でも売れて、あわよくば反応があれば嬉しいな、と思う。