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今日からまた頑張ってみる

起床15:00。15時間ほど寝てたことになる。昨日頑張って奨学金関係の書類を準備していたのだけど、昔の職場に退職証明書というものを書いてもらわないといけないことを知ってどうしようもなくなって、ものすごく疲弊して何もできなくなっていた。おそらく間に合わなくて、入試成績優秀者の枠を逃してしまうのだけど、一つの授業料として受け止めたいと思う。色々と文句を言いたいところはあるけど、それに対して自分がベストを尽くせていたとは言えないのでなんとも(逆にベストを尽くす必要が会ったことに文句を言えるという考えもあるけど。猶予期間が短すぎる……)言えないけど、高い授業料として受け止める「しかない」。入学してからの申請の機会はあるし、それについての前準備をほぼほぼ完了できたということにしたい。

デッサン教室でペン画に挑戦してみた。Gペン丸ペンはあのガリガリと削るような描き心地が全てで、仮に筆圧と線の太さの関係をデジタルで再現できても、そこに価値を認めることは難しいように思えた。つまり、また別の道具として慣れる必要がある。デッサン教室の先生に将来的な目標が漫画であることを伝えられたのは良かったことかもしれない。やっぱりどこか恥ずかしがる気持ちはあるのだけど、これからはそのあたりも鑑みたカリキュラムになってくれるみたいなので、期待したい。

本屋でSFマガジンを立ち読みして、柴田勝家という作家(2014年ハヤカワSF大賞受賞)さんがアイドルマスターVRの体験レポートを書いているのを読んだり、ラブライブ二次創作小説を下敷きにした中編で今年の特別賞を受賞した草野原々という人のインタビューを読んでいた。

特に後者のインタビューは大変興味深いものだった。自己紹介の最初に「自己」の定義を模索しだしていたのは笑ってしまったけど、考え始めれれば自分も大学生になる前、もっといえばここ2,3年で初めて自己というものが形作られているように思う。その人も大学に入って、SF研究会に入った所が自分の人生の始まりだというふうにしていて、少し親近感を覚えた。

もう一つ親近感を覚えた例として、該当の小説を書いたきっかけが「当時非常に精神状態が悪化していた」というのがあって、それにも非常に共感した。自分が今冬のコミックマーケットで出そうとしている漫画も、草案は非常に追い詰められていた状況のときに浮かんだものだった(それでも後から思い返すと昨日のほうが危なかったように思うが)。虚構を知っている人間の「現実に対峙したくないという力」は凄まじいものがあると思う。加えて、広義二次元アイドル、自分はこれをほぼイコール「二次元キャラクター」と定義しているが、はまさにこういうときに我々を慰めてくれるのにふさわしすぎる対象であると思っている。自分はこれをたびたび「アイドルマスターが染みる」と表現しているのだけど、おそらくこの人もそういう体験をしたのではないか、と思った。マガジンの最後の大賞作品選評でもたびたびこの作品は触れられていたが、とにかく審査員の間でもどう扱ったものかわからないという代物だったようだ。しかし、出版社の権威ある賞を与えるかは置いておいて、この作品が無視を許さない印象を間違いなく、それを特別賞と言うかたちで拾い上げた早川出版社はえらいなあと思う。電子書籍での出版が決定したので早く読みたい。まだ作品を読んではないけど、作家としてのこの人にも大変期待したい。

表紙のラフ案だけでも今日中に、と思ったのだけど、やはり手がつけられなかった。集積回路工学の勉強を進めようと思ったけど、1mmだけ理解が進んだとところで眠気が来てしまってだめだった。明日に回して研究のための論文を読む作業に移ろうと思う。

あと、ラジオ「探偵 ファントムスクープ」が終わってしまって大変悲しかった。一般のアニラジの枠を超えた、奇想天外なラジオだったと思う。下野紘田所あずさともに生き生きとして輝いていて、途中からではあったけどすごく楽しませてもらった。次の展開があることを期待して、純真alwaysをたまに聞き返すようにしたい。

明日からの日記はもう少し控えめにしたい。しばらくtwitterからはまた距離を置こうと思う(多分2,3日だと思うけど)