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簡易な読書感想文

ひどく気分が優れなかったので、とかく本を読んだ。一日に三冊読んだのは何年振りだろうか。
連休から今朝にかけて非常に鬱々しい思考に埋め尽くされていたのだけど、そんなものは後に残す意味もなければ人に見せる意味もない。記憶の自浄作用に任せてとっとと忘れ去ろうと思う。
以下、軽い読書感想文。

ハルチカシリーズ 退出ゲーム

日常の謎が好きなら、ということで勧められて読んでみた。悪くはなかったが、聊か勢いが若すぎた気がする。少女漫画を読んでいる。感覚に近かった。
どうやら日常の謎というジャンルが好きだったわけではないようだ。単純によねほー先生の作品にそれが多かったというだけで自分の
趣向を勘違いしていた。結構陥りやすい判断ミスだったと思う。「犬はどこだ」が気に入ったかどうかが分水嶺だったかもしれない。
あの人が書く軽いテンポで進む話の中の苦味が好きだ。ミルクチョコレートよりもビターチョコレートが好きなのと似てるかもしれない。あ、本の感想から遠ざかり過ぎだ……

ディスコ探偵水曜日

先輩に少し見せてもらって大体どういうノリかは知っていたので覚悟して買って読んだ。まぁ100ページも読めば割と慣れて来たので耐性はあったのかもしれない。元々ななめ読みしてしまう性質なのでちょうどいい塩梅になったとも思える。
話の内容は割と興味深かった。早く続きを読みたい。三連休の雑談でも話に出たけど、新本格の人たちを一冊ずつくらいは読んでいいかもしれない。しかし京極夏彦はしばらくは遠いだろうなぁ

葉桜の季節に君を想うということ

帯が大層なことを言っていたので買ってみた。なるほどまあ確かによくできた本だったと思う。(話自体がすごく面白かったというわけではないが)読み返したくなるし。どこが面白かったということを言うと全然面白くなくなってしまうので内容については触れない。

本を読んでいると少しずつ精神が回復していくのを感じる。まさに現実逃避だと言われれば返す言葉はないけれど。
人生において何もかもうまくいかない時期があるとしたら多分今はその一つだと思う。あがいてへばるよりはゆっくり本を読んで終わ

るのを待ちたいところではある。

追記

寝られずにさらに「レベル7」を読んでしまった。なんだか全盛期みたいで少し嬉しい。
話自体はとても面白いものだった。宮部みゆきの構成力を久しぶりに実感した。
感想を書くのがおっくうだけど、「犬はどこだ」、「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」も面白かった。
一日に一冊読んでも一年に365冊、一生におおよそ2,3万冊しか読めない。そのことを考えると胸が張り裂けそうになるので考えないようにしよう。