無題だからと言って別に闇いことばっかりかくわけじゃないです。
pixivとか、コミケとかでいい作品を描く人を見つけたとき、作品を大方洗った後、ブログを探す。
その人がどういうことを考えているのか、どんな出来事をどんなふうに受け止めたりどんなことを経験してきたのかをとても知りたいと思う。
偶然なのかはわからないけど、どうやら割と女性作家の人に惹かれてる傾向がある。(当然だが)女性だとわかって好きになってるわけじゃなくて、そういう文章から「この人も女のひとだったのか」と気づくことが多い。
今どっぷりはまってるジャンルとしてアイマスとか咲とかがあるけれど、これらの作品に共通して言えるのは男性キャラがほとんど出てこないということだ。
アイマスでプロデューサーと絡む話はともかく、先で須賀君と絡ませる話は見たことがない。そうなると恋愛要素を描こうとすると百合っぽい話になる。
特に最近百合ブームが顕著になってきてるせいか、なんか男が描く「浅い百合」みたいなのがすごく量産されてきている気がする。もちろん自分は女性じゃないし百合経験もないので決めつけみたいな感じになるのだけど、どうにも幻想の産物というか、適当な妄想のような百合が氾濫しているのではないか。
百合と言っても人間関係の一種には違いない。同性同士の葛藤みたいなものが大事だという人もいるが(その意見はもちろん理解できるが)個人的には別にそれはよくて、ただそこにある人間関係を丁寧に描いてほしいという願望がある。
ゆるゆりじゃないけど、ただ単に女の子がキャッキャウフフしてる様を気持ちよく眺めたいという需要はもちろんあるしそういう話も結構好きだけど、そのことだけにとらわれない方がいい気がする。
話を戻すと、女の人はその辺の心の機微みたいなものをすごく丁寧に描く人が多い気がする。少女漫画の源流がそういうものなのかもしれない。
漫画関係じゃなくてもなんか好きになる人の思考パターンみたいなものがあって、文章は割と似た感じになってる。
そういう人がブログで書く文章はとてもすてきなんだけど、それに比べて自分の文章はひどいな……
何を言いたかったかというと女性的思考というものがもし存在するなら割とそれに憧れるなぁという話。